企業経営管理講座を終えて

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4月16、17、23、24、5月7、8、15日の7日間にわたって、午前10時から午後4時まで、みっちり「企業経営管理講座」を受講し、無事「終了証書」を受け取った。この講座を受講してみようと思った動機は、自分が関わった会社の業績動向が、見事に日本のGDP(国内総生産)の動きと一致していることに、かねてより疑問を持っていたことが原因だ。一時はIPOも考えて時期もあったが、どうしても12億の壁が超えられなかった。この状態を、企業経営講座の講師は、「茹でガエルの状態だと」説明した。12億の壁を超えると20億は、現実のものとなると考え、いろいろイノベーション戦略に挑戦した。肝心な両輪の片方であるマーケティング戦略(中小企業の成長戦略)が、思うように動かせなかった。イノベーションセンスを基に、新規のサービスアイディアを造り出すまでは行くのだが、顧客の声を聞きだす、また、顧客の価値観を揺さぶるまでには行かなかった。つまり、マーケティングが戦略にならす、社内における旗振りだけで終わってしまった。このやり方では、会社は成長軌道に乗せることができないと考え、自分の歳のことも考え手放すことにした。

自分の脳の中にある世の中のニーズは、かならず顧客のニーズでもあると信じて、せっせと情報を仕入れ、理解のために猛勉強をしてきた。しかし、残念にも社員を巻き込めない自分がいることに気づいた。一人で行える事業は、たかが知れている。80人もの社員を巻き込めれば、きっとでっかいビジネスができる。そう信じて取り組んだが、イノベーションとマーケティングの両輪が回すことができなかった。言うまでもなく、両輪が機能しなければ、企業を成長軌道に乗せることは難しい。

今回の研修は、自分が43年間事業を進めてきたことのレビューの意味で、経営のイロハの勉強をし直してみようと思い、行動を起こしたものだ。日本の産業政策について、もっと早く気づいていれば、成長軌道へ乗せることは夢ではなかった。少し気づくのが遅かったと、猛省している。エネルギー、気候変動、食糧、水の世界にビジネス機会があることは間違ない。しかし、政府の産業政策を活用し、ICT、IoTに結び付けたビジネスモデルを構築し、動かす力が足らなかった。私は、アイディアを紙の上に落とせる力は、今でもあるが、レバレッジを使って、飛躍させる手法を見逃していた。日本の大手企業が海外に出てゆく、それについて行ける中小企業は、優れた企業である。しかし、取り残された中小企業も国内で生き残るための成長の芽を育て、持続する必要がある。そうすることで、国境を超えたビジネスチャンスは、巡ってくる。少なくとも自分が関わっていた企業には、十分にその可能性はあった。

いずれにしても、私にとって、充実した7日間であった。機会をいただいた関係者に皆様には、感謝の一言である。。

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