北海道で気象観測史上初の猛暑(36〜39℃)を記録した

世界の炭酸ガスの排出量グラフ140622

毎冬に訪れる富良野町でこの6月5日に気温36℃以上を記録たの報道があった。私は一昨年の大晦日から昨年13年の正月に、さらに昨年13年の大晦日から今年14年の正月と2年連続で年越しスキーを富良野で実施した。この両年は雪が豊富で、一部ふ吹雪いたものの快適なスキーができたことを思い出す。スキーの板をブーツから取り外し、抱えてロープウエイに乗るまでの大変さは、実は雪が多いと登る階段の段数が少なくなり楽になる。また、ロープウエイをおりてからもゲレンデまでは少し歩くが、その先ゲレンデに雪がなければスキー板を抱えながら階段を下りなければならない。しかし、雪が多いとそのままフラットにゲレンデに出ることができる。ここ2年の富良野はそのような状況であった。その、富良野が気象観測史上初の36℃を記録したと報じられ、驚くと同時にいよいよ温暖化が加速されつつあると思った。富良野の冬場の最低気温がマイナス20℃とすれば、夏と冬の温度差は56℃になる。私が住んでいる横浜の冬場の最低気温がマイナス5℃とすると、夏場の最高気温が36〜37度だから、その温度差は40℃前後である。北海道と横浜との気温の差があるというのは当然しても、夏と冬の温度差がこれほどもまでに異なれば、何か良からぬ自然現象が起こるかもしれない。

どうであろか、今年の北海道はこれまでに経験をしたことのない長雨に見舞われている。6月22日、JR北海道で、また脱線事故が起こった。これは推測だが、これまでにない長雨で線路の地盤が緩んでいた。何でもない線路で脱線事故を起こした。先のレールの幅の検査は、前回の事故で厳しく行ったとすれば、どうも北海道の地盤が長雨で水を大量に吸い込み、緩んでいた。こうしたことも考えられるかも知れない。夏、あまり雨が降らない地域で長雨、これまで雨量がなかった土地に水分を含む。受けから重い荷重が掛かる。水で緩んでいないのなら、荷重が掛かっても地面を耐える。しかし、含水率が高まった地盤の上の線路、荷重で地面が動いた。異常気象はこんなことも考慮すべきことを教えている。

折しも、2014年6月7日日経朝刊38面に、「温暖化対策を取らないと」今世紀末までに平均気温が4.4度上昇、真夏日が増え 年50日超の事態を招くという記事が掲載され、「雨の降らない日は増える一方、降雨の際は熱帯のような強い降り方になるではないか(環境省)」と書かれていた。2020〜30年ごろに温暖化ガス濃度がピークになるように対策を取り組めば。全国の平均気温の上昇は1.1度、真夏日の増加も12.3日に抑えられると紹介されていた。冒頭のpdfは、2008〜11年までの世界の二酸化炭素の排出量と2011年の国別排出量割合を示したもので、09年は前年度比で1.3%減であったのが、10年度は前年度比で4%増、11年度は前年度比で5%増加している。中でも中国の排出量割合は(26.8%)際立って高く、次いで米国(16.6%)、次いでインド、ロシア、日本、ドイツと続いている。ちなみに、この6か国で世界の60%の二酸化炭素を排出していることになる。誰が見ても課題は中国似あり、米国はシェールガスの利用で、従来より二酸化炭素の排出量を減らしている。