エコ文明への転換期に突入した人類

エコ文明への転換期に突入した人類

毎日1億トンの炭酸ガスが大気中に放出されています。この90%は海水に吸収されますが、これが海水温度を高め、巨大台風や豪雨、そして強風となって私たちの生活の場を脅かしています。

海水に吸収される炭酸ガスをエネルギーに換算すると、広島型原爆の40万個に相当するそうです。 化石燃料の使用の恐ろしさについて、世界中で実感するようになってきました。

山本良一先生は、このままでは、近い将来に「温暖化地獄」を迎えることになる。今から、この阻止のために行動しないと、私たちは温暖化地獄で、多くの不都合を見ることになると警鐘を鳴らしておられます。

食品の賞味期間の表記変更について考える ”この日本、どこかおかしい”

この一週間、7月4日の朝日放送の報道ステーションで、ニュースキャスターの古舘氏が、食品廃棄物の多さを、月当たり500~800万トンと説明した。次いで7月7日のNHKのニュース・ウオッチ9では、大越キャスターが農林水産省の統計で年に5百数十トン~800万トン/年と紹介した。ニュースキャスターは、一人1日どれだけの廃棄物が出されているのか、ご存意なのだろうか。こうした廃棄物問題に関するバックグラウンドをしっかり咀嚼し、統計数字の紹介に当たって貰いたいものだ。私が印象に残っておりのは、真山仁著「黙示」(2013/8/16発行)の中の324ページに、「飽食の国、日本」につて触れ、“日本は2,189万トンの食品廃棄物を出しており、これが世界一である”ことが書かれていた。ニュースではこうした数字とはかけ離れた数値を紹介している。ちなみに、一人一日の廃棄物量が約800g~1kgとすると、後の値1kgを参照にすると1年間に365kg、これを日本の人口倍すると、3.66✖102✖1.27✖108=4.6✖1010kgとなる。これは4,600万トンに相当する。一般の家庭ごみには紙もあれば、厨芥類やもえないガラスや金属類などもある。この数字はあくまでも家庭ごみの量である。商売として生産される食品それも日持ちの良いもの、日持ちが悪いもの様々である。それを賞味期限として年月日まで記載されていたのを、年月までの表記に変え食品の廃棄寿命を延ばそうとするものである。

さて、日本で年間廃棄される食品の量は、500~800万トンであるのか、真山仁氏が書いているように約2,000万トンなるものか、家庭ごみの排出量試算から見ても、どうも生鮮食料品や惣菜を作る企業の生産量と消費者の実態を考えると500~800万トン/年(月表現は単純な誤りでしょう)は、如何にも少な過ぎるように思います。

ちなみに、養豚場から排出される年間の排せつ物は凡そ年に2,000万トンと言われています。私の数値の覚え方は、食品廃棄物と養豚場から排出される排せつ物量はほぼ同じと記憶していましたから、食品廃棄物の量は、やはり真山仁著「黙示」の324ページに記述されているように、約2,000万トンが正しいように思っています。ニュースにおいて報道する人達は、統計数字を発表する場合、オーダー感覚を持っていただく必要があるように思います。提供される統計値を自分で検証するくらいことは、やられるべきです。大切な情報を国民に向け知らせるですから。責任重大です。「農水省によれば」ではなく、情報発信者は自らが統計値の確認する行為が不可欠だと私は考えます。

なお、賞味期限の表記の問題を問うより、“造り過ぎの問題”を指摘しないのはなぜでしょうか。日持ちのしない生鮮食料品や惣菜類をロスなく生産・販売する新しい仕組みの検討があってもしかるべきだと考えます。トヨタの”ジャストインタイム”ではありませんが、消費者のニーズ量や消費量に応じた生産の仕組みを検討していただいてもよろしいのではないでしょうか。作り手の利益を守るのか、本当に食料を大切に取り付かい、可能な限りロスをなくす。ネットで食品の必要量をあらかじめオーダーして頂ければ、店頭のものより2、3割は安価であるといったインセンティブを持たせれば、ネット注文は増えると思われますし、生産サイドも原材料の調達も計画的に進められ、合理性が増しコストダウンが図れるものと考えます。賞味期限表記の問題を問う前に、食品を通って提供する側の生産モデルの検討を急ぐ必要があるように思います。

食材を無駄なく利用し生産する仕組みづくりの方が、急ぎ取り組むテーマだと考えるのは、私だけでしょうか。

賞味期間の表記のあり方の問いかけは、木を見て森を見ない付け焼刃的な手法にしか聞こえません。世界一食料を無駄にしている国、その汚名を払拭するには、食材の流通から食糧生産、そして二次加工ならびに消費までのプロセスの革命を起こす必要があると考えます。食べ物は、本当に相対的に付加価値が低いが故に、粗末に扱われている。若者は食糧生産の場を魅力ある労働モデルとは見ていません。畜産から野菜、果物づくりのあり方、そしてそれを加工する世界、次いで消費者の手に渡り消費するまでの姿を、国家として根本的に見直すことが、必要な時代になったと見るべきではないでしょうか。

みなさんもご存知のように、スーパーやデパ地下の生鮮食品や惣菜売り場では、閉店間際になると1時間前の価格の半値位に下げ、売りきろうと大声を張り上げ消費を煽っています。捨てるよりは買い取っていただき、消費していただきたい。良い試みだとは思いますが、売れずに多くの生鮮食料や惣菜がウインドウに残っている姿も拝見します。これらはどうなるのか、当然廃棄でしょう。安く売りきろうとすることは良いことだと思いましが、それでも多くの食品が売れ残る。やはり、消費量に見合う生産システムの構築が急がれます。トヨタのジャストインタイムではありませんが、在庫を持たない。食料をタイムリーに生産し、タイムリーに消費者手渡す仕組み、既にネットスーパー(最近はデパートも同様なサービスを行っている)と言われる仕組みがあるように、この注文システムをもっと前に持ってきて、計画生産を可能にする仕組みが欲しいですね。ちなみにネットに弱いお年寄りには、タブレット端末をお渡しし、わかりやすい利用システムの構築は可能であると考えます。重ねて言いますが、この場合生産コストは抑えられるし、その分消費者に価格還元も可能だと考えます。店頭よるショッピングをゼロにしろとは言いませんが、賞味期限表記変更の問題は、サプライサイドと生産者側の問題として、有り様を変える良いきっかけだと考えます。既にネット注文や宅配システムは出来上がったシステムであり、日本に昔からある要するに“出前システム”現代版に過ぎないと考えます。

世界一の食品を無駄にしている国家の汚名を晴らす工夫が急がれます。店頭に溢れる食品、酒、各種飲み物、牛、豚、鶏の肉、菓子、様々な惣菜等々、食品廃棄物の削減は、作り手側がキャスティングボードを握っているように考えるのは、私だけでしょうか。

この一週間、7月4日の朝日放送の報道ステーションで、ニュースキャスターの古舘氏が、食品廃棄物の多さを、月当たり500~800万トンと説明した。次いで7月7日のNHKのニュース・ウオッチ9では、大越キャスターが農林水産省の統計で年に5百数十トン~800万トン/年と紹介した。ニュースキャスターは、一人1日どれだけの廃棄物が出されているのか、ご存意なのだろうか。こうした廃棄物問題に関するバックグラウンドをしっかり咀嚼し、統計数字の紹介に当たって貰いたいものだ。私が印象に残っておりのは、真山仁著「黙示」(2013/8/16発行)の中の324ページに、「飽食の国、日本」につて触れ、“日本は2,189万トンの食品廃棄物を出しており、これが世界一である”ことが書かれていた。ニュースではこうした数字とはかけ離れた数値を紹介している。ちなみに、一人一日の廃棄物量が約800g~1kgとすると、後の値1kgを参照にすると1年間に365kg、これを日本の人口倍すると、3.66✖102✖1.27✖108=4.6✖1010kgとなる。これは4,600万トンに相当する。一般の家庭ごみには紙もあれば、厨芥類やもえないガラスや金属類などもある。この数字はあくまでも家庭ごみの量である。商売として生産される食品それも日持ちの良いもの、日持ちが悪いもの様々である。それを賞味期限として年月日まで記載されていたのを、年月までの表記に変え食品の廃棄寿命を延ばそうとするものである。

さて、日本で年間廃棄される食品の量は、500~800万トンであるのか、真山仁氏が書いているように約2,000万トンなるものか、家庭ごみの排出量試算から見ても、どうも生鮮食料品や惣菜を作る企業の生産量と消費者の実態を考えると500~800万トン/年(月表現は単純な誤りでしょう)は、如何にも少な過ぎるように思います。

ちなみに、養豚場から排出される年間の排せつ物は凡そ年に2,000万トンと言われています。私の数値の覚え方は、食品廃棄物と養豚場から排出される排せつ物量はほぼ同じと記憶していましたから、食品廃棄物の量は、やはり真山仁著「黙示」の324ページに記述されているように、約2,000万トンが正しいように思っています。ニュースにおいて報道する人達は、統計数字を発表する場合、オーダー感覚を持っていただく必要があるように思います。提供される統計値を自分で検証するくらいことは、やられるべきです。大切な情報を国民に向け知らせるですから。責任重大です。「農水省によれば」ではなく、情報発信者は自らが統計値の確認する行為が不可欠だと私は考えます。

なお、賞味期限の表記の問題を問うより、“造り過ぎの問題”を指摘しないのはなぜでしょうか。日持ちのしない生鮮食料品や惣菜類をロスなく生産・販売する新しい仕組みの検討があってもしかるべきだと考えます。トヨタの”ジャストインタイム”ではありませんが、消費者のニーズ量や消費量に応じた生産の仕組みを検討していただいてもよろしいのではないでしょうか。作り手の利益を守るのか、本当に食料を大切に取り付かい、可能な限りロスをなくす。ネットで食品の必要量をあらかじめオーダーして頂ければ、店頭のものより2、3割は安価であるといったインセンティブを持たせれば、ネット注文は増えると思われますし、生産サイドも原材料の調達も計画的に進められ、合理性が増しコストダウンが図れるものと考えます。賞味期限表記の問題を問う前に、食品を通って提供する側の生産モデルの検討を急ぐ必要があるように思います。

食材を無駄なく利用し生産する仕組みづくりの方が、急ぎ取り組むテーマだと考えるのは、私だけでしょうか。

賞味期間の表記のあり方の問いかけは、木を見て森を見ない付け焼刃的な手法にしか聞こえません。世界一食料を無駄にしている国、その汚名を払拭するには、食材の流通から食糧生産、そして二次加工ならびに消費までのプロセスの革命を起こす必要があると考えます。食べ物は、本当に相対的に付加価値が低いが故に、粗末に扱われている。若者は食糧生産の場を魅力ある労働モデルとは見ていません。畜産から野菜、果物づくりのあり方、そしてそれを加工する世界、次いで消費者の手に渡り消費するまでの姿を、国家として根本的に見直すことが、必要な時代になったと見るべきではないでしょうか。

みなさんもご存知のように、スーパーやデパ地下の生鮮食品や惣菜売り場では、閉店間際になると1時間前の価格の半値位に下げ、売りきろうと大声を張り上げ消費を煽っています。捨てるよりは買い取っていただき、消費していただきたい。良い試みだとは思いますが、売れずに多くの生鮮食料や惣菜がウインドウに残っている姿も拝見します。これらはどうなるのか、当然廃棄でしょう。安く売りきろうとすることは良いことだと思いましが、それでも多くの食品が売れ残る。やはり、消費量に見合う生産システムの構築が急がれます。トヨタのジャストインタイムではありませんが、在庫を持たない。食料をタイムリーに生産し、タイムリーに消費者手渡す仕組み、既にネットスーパー(最近はデパートも同様なサービスを行っている)と言われる仕組みがあるように、この注文システムをもっと前に持ってきて、計画生産を可能にする仕組みが欲しいですね。ちなみにネットに弱いお年寄りには、タブレット端末をお渡しし、わかりやすい利用システムの構築は可能であると考えます。重ねて言いますが、この場合生産コストは抑えられるし、その分消費者に価格還元も可能だと考えます。店頭よるショッピングをゼロにしろとは言いませんが、賞味期限表記変更の問題は、サプライサイドと生産者側の問題として、有り様を変える良いきっかけだと考えます。既にネット注文や宅配システムは出来上がったシステムであり、日本に昔からある要するに“出前システム”現代版に過ぎないと考えます。

世界一の食品を無駄にしている国家の汚名を晴らす工夫が急がれます。店頭に溢れる食品、酒、各種飲み物、牛、豚、鶏の肉、菓子、様々な惣菜等々、食品廃棄物の削減は、作り手側がキャスティングボードを握っているように考えるのは、私だけでしょうか。

この一週間、7月4日の朝日放送の報道ステーションで、ニュースキャスターの古舘氏が、食品廃棄物の多さを、月当たり500~800万トンと説明した。次いで7月7日のNHKのニュース・ウオッチ9では、大越キャスターが農林水産省の統計で年に5百数十トン~800万トン/年と紹介した。ニュースキャスターは、一人1日どれだけの廃棄物が出されているのか、ご存意なのだろうか。こうした廃棄物問題に関するバックグラウンドをしっかり咀嚼し、統計数字の紹介に当たって貰いたいものだ。私が印象に残っておりのは、真山仁著「黙示」(2013/8/16発行)の中の324ページに、「飽食の国、日本」につて触れ、“日本は2,189万トンの食品廃棄物を出しており、これが世界一である”ことが書かれていた。ニュースではこうした数字とはかけ離れた数値を紹介している。ちなみに、一人一日の廃棄物量が約800g~1kgとすると、後の値1kgを参照にすると1年間に365kg、これを日本の人口倍すると、3.66✖102✖1.27✖108=4.6✖1010kgとなる。これは4,600万トンに相当する。一般の家庭ごみには紙もあれば、厨芥類やもえないガラスや金属類などもある。この数字はあくまでも家庭ごみの量である。商売として生産される食品それも日持ちの良いもの、日持ちが悪いもの様々である。それを賞味期限として年月日まで記載されていたのを、年月までの表記に変え食品の廃棄寿命を延ばそうとするものである。

さて、日本で年間廃棄される食品の量は、500~800万トンであるのか、真山仁氏が書いているように約2,000万トンなるものか、家庭ごみの排出量試算から見ても、どうも生鮮食料品や惣菜を作る企業の生産量と消費者の実態を考えると500~800万トン/年(月表現は単純な誤りでしょう)は、如何にも少な過ぎるように思います。

ちなみに、養豚場から排出される年間の排せつ物は凡そ年に2,000万トンと言われています。私の数値の覚え方は、食品廃棄物と養豚場から排出される排せつ物量はほぼ同じと記憶していましたから、食品廃棄物の量は、やはり真山仁著「黙示」の324ページに記述されているように、約2,000万トンが正しいように思っています。ニュースにおいて報道する人達は、統計数字を発表する場合、オーダー感覚を持っていただく必要があるように思います。提供される統計値を自分で検証するくらいことは、やられるべきです。大切な情報を国民に向け知らせるですから。責任重大です。「農水省によれば」ではなく、情報発信者は自らが統計値の確認する行為が不可欠だと私は考えます。

なお、賞味期限の表記の問題を問うより、“造り過ぎの問題”を指摘しないのはなぜでしょうか。日持ちのしない生鮮食料品や惣菜類をロスなく生産・販売する新しい仕組みの検討があってもしかるべきだと考えます。トヨタの”ジャストインタイム”ではありませんが、消費者のニーズ量や消費量に応じた生産の仕組みを検討していただいてもよろしいのではないでしょうか。作り手の利益を守るのか、本当に食料を大切に取り付かい、可能な限りロスをなくす。ネットで食品の必要量をあらかじめオーダーして頂ければ、店頭のものより2、3割は安価であるといったインセンティブを持たせれば、ネット注文は増えると思われますし、生産サイドも原材料の調達も計画的に進められ、合理性が増しコストダウンが図れるものと考えます。賞味期限表記の問題を問う前に、食品を通って提供する側の生産モデルの検討を急ぐ必要があるように思います。

食材を無駄なく利用し生産する仕組みづくりの方が、急ぎ取り組むテーマだと考えるのは、私だけでしょうか。

賞味期間の表記のあり方の問いかけは、木を見て森を見ない付け焼刃的な手法にしか聞こえません。世界一食料を無駄にしている国、その汚名を払拭するには、食材の流通から食糧生産、そして二次加工ならびに消費までのプロセスの革命を起こす必要があると考えます。食べ物は、本当に相対的に付加価値が低いが故に、粗末に扱われている。若者は食糧生産の場を魅力ある労働モデルとは見ていません。畜産から野菜、果物づくりのあり方、そしてそれを加工する世界、次いで消費者の手に渡り消費するまでの姿を、国家として根本的に見直すことが、必要な時代になったと見るべきではないでしょうか。

みなさんもご存知のように、スーパーやデパ地下の生鮮食品や惣菜売り場では、閉店間際になると1時間前の価格の半値位に下げ、売りきろうと大声を張り上げ消費を煽っています。捨てるよりは買い取っていただき、消費していただきたい。良い試みだとは思いますが、売れずに多くの生鮮食料や惣菜がウインドウに残っている姿も拝見します。これらはどうなるのか、当然廃棄でしょう。安く売りきろうとすることは良いことだと思いましが、それでも多くの食品が売れ残る。やはり、消費量に見合う生産システムの構築が急がれます。トヨタのジャストインタイムではありませんが、在庫を持たない。食料をタイムリーに生産し、タイムリーに消費者手渡す仕組み、既にネットスーパー(最近はデパートも同様なサービスを行っている)と言われる仕組みがあるように、この注文システムをもっと前に持ってきて、計画生産を可能にする仕組みが欲しいですね。ちなみにネットに弱いお年寄りには、タブレット端末をお渡しし、わかりやすい利用システムの構築は可能であると考えます。重ねて言いますが、この場合生産コストは抑えられるし、その分消費者に価格還元も可能だと考えます。店頭よるショッピングをゼロにしろとは言いませんが、賞味期限表記変更の問題は、サプライサイドと生産者側の問題として、有り様を変える良いきっかけだと考えます。既にネット注文や宅配システムは出来上がったシステムであり、日本に昔からある要するに“出前システム”現代版に過ぎないと考えます。

世界一の食品を無駄にしている国家の汚名を晴らす工夫が急がれます。店頭に溢れる食品、酒、各種飲み物、牛、豚、鶏の肉、菓子、様々な惣菜等々、食品廃棄物の削減は、作り手側がキャスティングボードを握っているように考えるのは、私だけでしょうか。

この一週間、7月4日の朝日放送の報道ステーションで、ニュースキャスターの古舘氏が、食品廃棄物の多さを、月当たり500~800万トンと説明した。次いで7月7日のNHKのニュース・ウオッチ9では、大越キャスターが農林水産省の統計で年に5百数十トン~800万トン/年と紹介した。ニュースキャスターは、一人1日どれだけの廃棄物が出されているのか、ご存意なのだろうか。こうした廃棄物問題に関するバックグラウンドをしっかり咀嚼し、統計数字の紹介に当たって貰いたいものだ。私が印象に残っておりのは、真山仁著「黙示」(2013/8/16発行)の中の324ページに、「飽食の国、日本」につて触れ、“日本は2,189万トンの食品廃棄物を出しており、これが世界一である”ことが書かれていた。ニュースではこうした数字とはかけ離れた数値を紹介している。ちなみに、一人一日の廃棄物量が約800g~1kgとすると、後の値1kgを参照にすると1年間に365kg、これを日本の人口倍すると、3.66✖102✖1.27✖108=4.6✖1010kgとなる。これは4,600万トンに相当する。一般の家庭ごみには紙もあれば、厨芥類やもえないガラスや金属類などもある。この数字はあくまでも家庭ごみの量である。商売として生産される食品それも日持ちの良いもの、日持ちが悪いもの様々である。それを賞味期限として年月日まで記載されていたのを、年月までの表記に変え食品の廃棄寿命を延ばそうとするものである。

さて、日本で年間廃棄される食品の量は、500~800万トンであるのか、真山仁氏が書いているように約2,000万トンなるものか、家庭ごみの排出量試算から見ても、どうも生鮮食料品や惣菜を作る企業の生産量と消費者の実態を考えると500~800万トン/年(月表現は単純な誤りでしょう)は、如何にも少な過ぎるように思います。

ちなみに、養豚場から排出される年間の排せつ物は凡そ年に2,000万トンと言われています。私の数値の覚え方は、食品廃棄物と養豚場から排出される排せつ物量はほぼ同じと記憶していましたから、食品廃棄物の量は、やはり真山仁著「黙示」の324ページに記述されているように、約2,000万トンが正しいように思っています。ニュースにおいて報道する人達は、統計数字を発表する場合、オーダー感覚を持っていただく必要があるように思います。提供される統計値を自分で検証するくらいことは、やられるべきです。大切な情報を国民に向け知らせるですから。責任重大です。「農水省によれば」ではなく、情報発信者は自らが統計値の確認する行為が不可欠だと私は考えます。

なお、賞味期限の表記の問題を問うより、“造り過ぎの問題”を指摘しないのはなぜでしょうか。日持ちのしない生鮮食料品や惣菜類をロスなく生産・販売する新しい仕組みの検討があってもしかるべきだと考えます。トヨタの”ジャストインタイム”ではありませんが、消費者のニーズ量や消費量に応じた生産の仕組みを検討していただいてもよろしいのではないでしょうか。作り手の利益を守るのか、本当に食料を大切に取り付かい、可能な限りロスをなくす。ネットで食品の必要量をあらかじめオーダーして頂ければ、店頭のものより2、3割は安価であるといったインセンティブを持たせれば、ネット注文は増えると思われますし、生産サイドも原材料の調達も計画的に進められ、合理性が増しコストダウンが図れるものと考えます。賞味期限表記の問題を問う前に、食品を通って提供する側の生産モデルの検討を急ぐ必要があるように思います。

食材を無駄なく利用し生産する仕組みづくりの方が、急ぎ取り組むテーマだと考えるのは、私だけでしょうか。

賞味期間の表記のあり方の問いかけは、木を見て森を見ない付け焼刃的な手法にしか聞こえません。世界一食料を無駄にしている国、その汚名を払拭するには、食材の流通から食糧生産、そして二次加工ならびに消費までのプロセスの革命を起こす必要があると考えます。食べ物は、本当に相対的に付加価値が低いが故に、粗末に扱われている。若者は食糧生産の場を魅力ある労働モデルとは見ていません。畜産から野菜、果物づくりのあり方、そしてそれを加工する世界、次いで消費者の手に渡り消費するまでの姿を、国家として根本的に見直すことが、必要な時代になったと見るべきではないでしょうか。

みなさんもご存知のように、スーパーやデパ地下の生鮮食品や惣菜売り場では、閉店間際になると1時間前の価格の半値位に下げ、売りきろうと大声を張り上げ消費を煽っています。捨てるよりは買い取っていただき、消費していただきたい。良い試みだとは思いますが、売れずに多くの生鮮食料や惣菜がウインドウに残っている姿も拝見します。これらはどうなるのか、当然廃棄でしょう。安く売りきろうとすることは良いことだと思いましが、それでも多くの食品が売れ残る。やはり、消費量に見合う生産システムの構築が急がれます。トヨタのジャストインタイムではありませんが、在庫を持たない。食料をタイムリーに生産し、タイムリーに消費者手渡す仕組み、既にネットスーパー(最近はデパートも同様なサービスを行っている)と言われる仕組みがあるように、この注文システムをもっと前に持ってきて、計画生産を可能にする仕組みが欲しいですね。ちなみにネットに弱いお年寄りには、タブレット端末をお渡しし、わかりやすい利用システムの構築は可能であると考えます。重ねて言いますが、この場合生産コストは抑えられるし、その分消費者に価格還元も可能だと考えます。店頭よるショッピングをゼロにしろとは言いませんが、賞味期限表記変更の問題は、サプライサイドと生産者側の問題として、有り様を変える良いきっかけだと考えます。既にネット注文や宅配システムは出来上がったシステムであり、日本に昔からある要するに“出前システム”現代版に過ぎないと考えます。

世界一の食品を無駄にしている国家の汚名を晴らす工夫が急がれます。店頭に溢れる食品、酒、各種飲み物、牛、豚、鶏の肉、菓子、様々な惣菜等々、食品廃棄物の削減は、作り手側がキャスティングボードを握っているように考えるのは、私だけでしょうか。