OS-lab Factor 10 Club

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OS-lab Factor 10 Club」の創設について

オーエスラボ(OS-lab)がホームページを立ち上げたのは、「ファクター10」(Factor10)の社会実現の輪を広げることが目的です。そこで、一般的にはまだ認識されていない用語、「ポイント・オブ・ノーリターン」(Point of No Return)を取り上げ、地球の平均気温が2℃(現状、1880~2010年の130年間で0.9℃上昇)を超えると、“カーボンサイクルフィードバック”(Carbon Cycle Feedback)による地球温暖化の自己増殖が始まることについて、紹介させていただきました。そして、極めてホットなニュースとして、米国海洋大気局のハワイマウナロア観測所でCO2濃度がこれまでの最高値400ppmに達しことをトッピクスとして取り上げました(2013年5月10日日経朝刊)。ここで整理しておきたいのですが、地球温暖化に最も大きく寄与しているのは大気中の水蒸気です。この寄与率が60~90%と説明されています。水蒸気の削減について議論されないのは、いうまでもなく削減が困難だからです。水蒸気を除く温室効果ガス(GHG:Green House Gas)の温暖化への寄与率で、最も高いものが二酸化炭素(CO2)で60%、次いでメタン(CH4)が20%、フォロンなどが14%、残りが一酸化二窒素(N2O)6%となっています。今日、温室効果ガス(CO2)を最も多く排出している国は中国で、次いで米国が2番目となっています。現在の地球温暖化は、明らかに人為的な活動によるものであると、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の第4次報告書(2007年11月)が明らかにしています。2013年10月1日に「第5次評価報告書」が発表されました。報告書の要約のトップに「温暖化は人間活動に起因する可能性が95%以上に達する」と記されています。すなわち、2007年より温暖化はより深刻な状況になってきているというものです。私たちにとって、「止めよう温暖化」は喫緊の課題です。

ところで、2011年3月11日の東日本大震災後に起こった福島第一原子力発電所の事故を経験する以前は、ジェイムズ・ラブロック(James Lovelock)氏が2004年に宣言した「原子力だけが地球温暖化を停止することができる」とする考え方が大勢を占めていました。事実、日本は京都議定書の温室効果ガス削減目標では、原子力発電の稼働状況が目標達成の鍵を握っていると説明していました。しかし、原子力は人間が制御できる技術に達していないことを、私たちは、いわゆる3.11によって思い知らされたことになります。こうした中、BRICS(ブリックス)の台頭は、地球上のエネルギー・資源の消費レベルを驚異的に高めています。したがって、地球温暖化は加速度がついていると言えます。ところが、一時期、喧しく言われていた2030年頃に「ピークオイル」「ピークメタル」に達することから引き起こされる、私たちの経済社会システムのカタストロフィー(崩壊の危機)に関するメッセージは鳴りを潜めています。開発途上国が豊かになることに異存はないものの、従来型のエネルギー・資源の活用モデルでは、早晩、私たちの経済社会システムは崩壊の道へと突き進むことになります。私は、ひたすらエネルギーと資源の生産性の向上、すなわち「Factor 10」の社会実現が不可欠だと考えています。そこで私は、「OS-lab Factor 10 Club」を創設し、まずは自らその活動に乗り出す覚悟を決めました。当初は、可能な限りメッセージの発信力に心掛け、タイミングを見て、関係者とスクラムを組み活動を推し進めたいと考えています。「OS-lab Factor 10 Club」にご賛同いただけます方は、「いいね」☜をクリックいただければ有難いです。

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